原子の相対質量

原子1個の重さをグラムで表すと、


水素;1.67×10^-24 g
炭素;1.99×10^-23 g


パッと見てどちらが重いかよくわからないし、
計算もめんどうくさい。

だから基準を自分で決めてしまえば、
計算も楽になる。


例えば4kgの赤ちゃんの相対質量を1とすると、
40kgのお母さんの相対質量は40÷4=10→赤ちゃん10人分、
60kgのお父さんの相対質量は60÷4=15→赤ちゃん15人分になる。


原子の世界も一緒。

「質量数12の炭素原子の相対質量を12とする」

このルールに基づいて相対値を用いれば、計算も楽になる。


化学はどうすれば物質を楽に扱えるかを考えるとわかりやすい。